世帯年収1000万円で、住宅ローンはいくらまで借りられるのか。答えは「年収のうち何%を返済に回すか(返済負担率)」と「金利」で決まります。ここでは35年・元利均等返済で計算した借入額の早見表と、実際に家を建てた人の平均(住宅金融支援機構 2025年度 フラット35利用者調査)を並べます。

先に結論

年収1000万円なら、返済負担率25%(月20.8万円)・金利1.2%・35年で借りられるのは約7,142万円。調査の平均的な手持金481万円を足すと、予算は約7,623万円です。

調査の平均では土地付き注文住宅の総額は世帯年収の7.2倍なので、年収1000万円なら総額7,200万円が平均的な水準です。土地付き注文住宅の平均総額がこの予算に収まる県は46都道府県、建物のみの平均建設費なら47都道府県です。

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借りられる額の早見表(年収1000万円・35年・元利均等)

年収1000万円の借入可能額(返済負担率×金利)
返済負担率金利0.8%金利1.2%金利1.6%金利2.0%
返済負担率20%(月16.7万円)6,104万円5,714万円5,357万円5,031万円
返済負担率25%(月20.8万円)7,630万円7,142万円6,697万円6,289万円
返済負担率30%(月25.0万円)9,155万円8,570万円8,036万円7,547万円
返済負担率35%(月29.2万円)10,681万円9,999万円9,375万円8,805万円

※ 借入額=月々の返済額×(1−(1+月利)^−420)÷月利。金利は例示で、実際の金利は金融機関の最新の条件をご確認ください。住宅ローン以外の借入がある場合は、その返済額も負担率に含めます。フラット35の審査基準(年収400万円以上は35%以下、400万円未満は30%以下)は上限であり、無理のない水準はそれより低いのが一般的です。

実際に建てた人の平均との比較

フラット35利用者調査(2025年度)の全国平均
項目注文住宅(建物のみ)土地付注文住宅
世帯年収719万円742万円
総額4,260万円5,313万円
総額の年収倍率5.9倍7.2倍
手持金840万円481万円
月々の返済12.4万円15.2万円
総返済負担率23.0%26.4%

平均の世帯年収は土地付きで742万円、総返済負担率は26.4%でした。年収1000万円の場合、平均と同等以上の年収なので、平均的な総額でも返済負担率を25%前後に収めやすい水準です。

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予算に収まる都道府県(土地付き注文住宅の平均総額)

借入約7,142万円(負担率25%・金利1.2%)に調査の平均手持金481万円を足した約7,623万円に、土地付き注文住宅の平均総額が収まる都道府県です(総額の高い順)。

※ 県の平均であり、同じ県でも市区町村・駅距離で土地代は大きく違います。諸費用は含みません。

予算を決めるときの考え方

予算が決まったら、借り方と保険も比べる

年収1,000万円で同じ額を借りても、金利と保険の組み方で毎月の支出は変わります。銀行ごとの条件の比較と、団体信用生命保険に入った後の保険の見直しは、どちらも無料で相談できます。

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よくある質問

年収1000万円で住宅ローンはいくらまで借りられますか?
返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)25%・金利1.2%・35年・元利均等なら約7,142万円です。負担率20%なら約5,714万円、30%なら約8,570万円。金利が上がると借りられる額は下がります。
年収1000万円だと月々の返済はいくらが目安ですか?
返済負担率25%なら年250万円、月20.8万円です。ほかのローン(車・奨学金など)がある場合はその返済も負担率に含めて考えます。
フラット35の返済負担率の基準は?
住宅金融支援機構の基準では、年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下です。基準は借りられる上限であり、無理のない返済額はそれより低く見るのが一般的です。

ほかの年収

参考情報・データの出典